無愛想なおじさん。呼んでも聞こえないフリをする。オーダーしている途中でくるりと背を向け戻ろうとする。まるで客から逃げているような。逃げているんだ。それは嫌だろう、毎回毎回、若造にけらけら笑われ。彼の態度に問題はあるが誰だってあんな風に笑われたら 引っ込みたくなるだろう。それでも彼は此処にいて、接客を続ける。そして今日も客たちは、彼を見て笑う。それはもう仕方のないこと。
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